Web3.0銘柄であるポルカドットってどんな通貨?
ポルカドットを購入するにはどこでできるの?
この記事では、ポルカドットの特徴や今後の将来性や、購入する方法について解説していきます。
ポルカドット(DOT)とは
ポルカドットとは、複数の独自の異なるブロックチェーンを接続し相互運用を可能としています。
ポルカドットはWeb3 Foundationというスイスの財団によって設立されました。
設立者の中にはイーサリアムの共同創設者であるギャビンウッド氏と元イーサリアムのセキュリティ部門の責任者Jutta Steiner氏も参加しています。
結果的にポルカドットは、ステーキングを行えるようになって独立して溜まっていくことが可能になります。
ポルカドット(DOT)の特徴
ポルカドット(DOT)の特徴は5つ
- スケーラビリティ問題の解決
- インターオペラビリティの実現
- セキュリティー性能が高い
- ステーキング報酬を受けられる
- ブロックチェーンの開発ができる
①スケーラビリティ問題の解決
スケーラビリティー問題とは、ブロックチェーンを送信する時に詰まってしまうことです。
というのもブロックの容量がMAXに達すると処理速度が低下して、結果的に送金遅延を引き起こします。
この問題を解決する技術が、パラチェーンです。
ブロックチェーンがトランザクション処理を行うのは、単一ですが、並行処理で行うことで遅延を解決するものです。
②インターオペラビリティの実現
バリデーターが存在していることです。
ブロックチェーンに記録されている内容が正しいかどうかを検証するノードのことをいいます。
たとえば、バリデーターが、パラチェーンに割り振られてチェックをすることで分割されたデータが確実にチェックされる結果です。
つまり1つのノードごとにチェックできる機能を実現したのです。
③セキュリティー性能が高い
すべてのブロックチェーンに共通のセキュリティー性能を担保しました。
というのもこれまでブロックチェーンは、ブロックチェーンごとにセキュリティを確保することができない問題が生じていました。
これによって外部からの攻撃を受けることもあります。
それに対してポルカドットは、リレーチェーンによって提供されるセキュリティの恩恵を受けます。
リレーチェーンはパラチェーンが接続されることによってネットワークで中心的な働きをします。
よってリレーチェーンバリデータセットによって保護されるため、ほとんどのパラチェーンは独自のセキュリティについて心配する必要はありません。
④ステーキング報酬を受けられる
ポルカドットは通貨を保有することで報酬が貰えるステーキングサービスがあります。
ブロックチェーンのネットワークに参加することで発生する仕組みになっています。
よって保有し続けることで継続的に報酬を受けることができます。
海外の取引所でのステーキングはサービス利用ができなくなるケースもあるので気を付けて運用しましょう。
⑤ブロックチェーンの開発ができる
誰もがブロックチェーンを開発することができるポルカドットはSubstrate(サブストレート)というブロックチェーン開発ツールを提供しています。
パラチェーンとして100個の枠をオークションによって決めることで有名になりました。
例えば、Kusama、EfinityやAstar Network(ASTR)がオークションを勝ち取ったことでパラチェーン枠を取りました。
Substrateはデータベース、ネットワーキング、トランザクションキュー、コンセンサスの4つの分散ブロックチェーンネットワークを構築するのに必要なすべてのコアコンポーネントを提供しています。
Substrateは無料のオープンソースプロジェクトであり、GithubやRiotにて調整や開発が行われています。
この提供によってポルカドットはスケーラビリティー問題を解決しました。
ポルカドットの将来性
ポイントは2つ
- さまざまなサービスの展開
- ガス代を低コストで行える
①さまざまなサービスの展開
需要は高くなっていくことが期待されます。
というのもポルカドット上でたくさんのブロックチェーンサービスが展開されているからです。
たとえば、マイクロソフトとも提携をしているEnjinコインがあります。
Enjinはスケーラビリティー問題を解決するために、ポルカドットを利用してEfinityを開発しているのです。
これによって、低コストでの高速処理を可能にしてゲーム環境を整えています。
②ガス代を低コストで行える
Polimecの利用を行えばスマートコンラクトを介することなく仮想通貨を送ることができます。
ガス料金は、トークン自体が送金される時に支払われます。
例えば、イーサリアムのERC20トークンを利用すると、送金代として30ドル程度支払いしなければいけません。
Polimecは、ERC20契約がEthereumエコシステムに及ぼすのと同じように、Polkadotエコシステムに影響を与えます。
ポルカドット(DOT)をステーキング
実際にDOTを利用してステーキングしてみました。
ステーキングはBinanceを利用して行なっています。
120日を選択したので120日間売買したりすることはできません。
ステーキング報酬は20%なので、1.24DOTが1.31DOTになります。
1DOT=2800円(2022年3月現在)預けているので196円を報酬として受け取ることができるのです。
ここで「んっ?」と思った方がいるかもしれません。
196円はあくまでDOTの価格が2800円のままの場合です。
DOTの価格が変動するおそれがあります。
そこでステーキングのデメリットについて説明しますね。
ステーキングにおけるデメリット
- 120日間にポルカッドの価格が下落する
- ポルカドットの取引が停止になる
その①:120日間にポルカドットの価格が下落する
下落によって損する可能性があります。
というのもポルカドットの価値が下がるからです。ポルカドットの価値が下がってもステーキングによる枚数は増えます。
たとえば、1DOT=2800円でステーキングを終えて、1.5DOT=4200円になりますが1DOT=1400円だとすると1.5DOT=2100円になります。
初期投資した額を下回ってしまいますよね。
よって下落したら、損失のする可能性が出てきます。
その②:ポルカドットの取引が停止になる
取引所での取り扱いが停止された場合です。
仮想通貨は取引所によって扱っている銘柄が違います。
たとえば、ポルカドットはビットフライヤーでは取り扱っていますが、Coincheckでは利用がありません。
ビットフライヤーで取り扱いがなくなれば、持っている価値もなくなってしまいます。
取り扱いを停止になるとアナウンスがあると思いますが、別の通貨に換えるか取り扱いを行っている取引所に送金しなければいけません。
そのままにしておくと送金もできなくなり出金もできなくなります。
ポルカドット(DOT)の購入の仕方
国内で取引をするならビットフライヤーがおすすめです。
というのも1円から取引ができるからです。
1円分のポルカドットを購入することができます。
その①:ポルカドット(DOT)をビットフライヤーで購入する
ホーム画面を押すと、何枚持っているのか表示されます。
次に購入するために、『ホーム』ボタンの下にある『販売所』をクリックします。
支払い金額を入力します。その後買い注文に進みます。
よければ買い注文の確定をクリックします。
注文を確定すると『購入が完了しました』と表示されます。
購入が終われば、ホームに戻って『購入』が反映されているのか確認をしましょう。
反映は瞬時に行われるので安心です。
『日本円換算』が5円から9円に増えているので4円分購入したことがわかります。
とは言え国内では現在ステークキングが行われていません。
よってステーキングを行うのであれば海外取引所へ送金する必要があります。
その②:ポルカドット(DOT)のステーキングを行う。
ステーキングを行うのであれば、バイナンスがおすすめです。
理由は2つあります。
おすすめの理由2つ
- 取引所の規模が大きいため潰れるおそれが少ない
- サポートデスクが日本語に対応しているので安心
よって安心して通貨が手元に届くまで対応してもらえます。
図を見てもらうと、ポルカドット(DOT)がありませんよね。
Binanceでは定期ステーキングを常にできるとは限りません。
定期的に入れ替わります。
ポルカドット(DOT)があるときに、30日や60日、120日と預ける期間を設定すればOKです。
ポルカドット(DOT)まとめ
ポルカドットの特徴や購入の仕方について解説してきました。
創設者はギャビンウッド氏です。イーサリアムの創設者の1人でした。
ウッド氏がつくったポルカドットの大切なポイントを整理しておきます。
ポルカドット(DOT)のポイント
- イーサリアムの抱える課題であるスケーラビリティーを解決
- パラチェーンを設けており、セキュリティーも十分なもの
- ステーキングも行える
- bitFlyerなら1円から購入が可能
売買をせずにポルカドットを定期的に買っていくことも戦略です。
そのために確実に枚数を増やす方法がステーキングでした。
まずは、ビットフライヤーで1円分買ってみることから始めてみましょう。
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