- 仮想通貨トロンがどんな通貨なのか
- 仮想通貨トロンの将来性
- 上場からの価格の推移
BITPOINTで取り扱いが始まって1年以上が経っている今も仮想通貨トロン（TRX）は売買が行われいます。
トロンは仮想通貨（暗号資産）業界では有名なプロジェクトと仮想通貨のため、国内で非常に話題となりました。
そのトロンは、3月半ばまでは5.6円付近で推移していました。しかし、BITPOINTの取り扱い発表後から3週間程度で16円を超えるほどにまで上昇。時価総額は1兆円を超える規模となりました。そんな流れから気になっている人もいるのではないでしょうか？
・トロンってどんな通貨？
・トロンの特徴は？
・トロンを購入する方法は？
など悩みを持たれている方も多いことでしょう。悩みがあるのに買うことはできませんよね。そこで今日は、トロンの特徴や今後の将来性を徹底解説することにしました。
仮想通貨トロン（TRX）とは？
トロンは、取引界に旋風を巻き起こした仮想通貨です。
比較的安定しており、取引手数料が安いことから、仮想通貨トレーダーの間で急速に人気が高まっています。
トロンは強力な流動性、安全な取引システム、信頼性の高いオープンソースプラットフォームを備えています。また、急速に成長している通貨であり、魅力的な長期投資先となっています。
トロンは、その安全で不変のブロックチェーン技術により、信頼できる取引通貨として認知されています。
この技術は、ネットワークで処理されるあらゆる取引を保護し、すべてのユーザー情報を安全に保管することを保証します。その上、そのオープンソースプラットフォームは容易なスケーラビリティを可能にし、この通貨が大規模な投資に最適であることを意味します。
また、トロンの取引手数料の低さもトレーダーにとって大きな魅力です。
他の暗号通貨に比べて手数料が安いため、ユーザーは法外な手数料で利益を削られる心配をすることなく、取引を最大限に行うことができます。
高い流動性、安全なブロックチェーンネットワーク、低い手数料は、初心者と経験豊富なトレーダーの両方にとって理想的な選択肢となります。
その将来性は長期的な投資対象として有望であり、その継続的な成長は減速する気配を見せません。
仮想通貨トロンは、革新的で画期的な新しい形のデジタル通貨で、お金に対する考え方や日常生活での使い方に革命を起こすことを目的に作られました。
世界中のユーザーをつなぐことで、TRX仮想通貨は、他の方法のような煩わしさや待ち時間なしに、グローバルな取引をより簡単に行えるようにします。
仮想通貨トロン（TRX）の特徴
TRX（トロン）はデジタルコンテンツを配信・保存・所有できるブロックチェーンプラットフォームとして3つの特徴をもっています。
- 分散型（非中央集権）のプラットフォーム
- DeFi第3位の預け入れ総額を誇る
- DApps(分散型アプリ)を開発・利用することができる
①分散型（非中央集権）のプラットフォーム
トロンは分散型プラットフォームです。
非中央集権であることが他のプラットフォームと違います。
たとえば、音楽や映像を配信できるプラットフォームといえば、YouTubeをイメージする人が多いでしょう。YouTubeはGoogleの子会社であり、YouTube社が運営を行なっています。基本的なルールはすべてYouTube社にあります。
よってYouTube社は中央集権です。中央集権プラットーフォームには３つの問題があります。
・運営者側による利用料や手数料の徴収
・広告中心のマネタイズモデルのコンテンツへの悪影響
・サーバーダウンなど運営社側のトラブル発生の可能性
YouTuberなどのクリエイターは利用料や手数料として利益の一部を運営社側に支払わないといけません。
また広告中心であることは、ユーザーを集めて広告を再生してもらうことに注力しなけれいけないのです。コンテンツの質でその収益は変わってきます。
さらにサーバーダウンすることで利用できなくなるリスクを避けることができません。
よって中央集権のシステムの場合は、常に収益が取り上げられるリスクを持ち続けなければいけません。
②DeFi第3位の預け入れ総額を誇る
トロンのネットワークは、第3位の預かり総額があります。
中でも1位のイーサリアムはダントツです。DeFiの通貨シェアの半分以上（約64％）を占めています。
1位のイーサリアムで9兆円、2位のBNBチェーン（旧称バイナンススマートチェーン）は約8％で約1兆円になります。
3位のトロンは7,700億円です。4位はアバランチ（AVAX）で約5,500億円、5位はソラナ（SOL）で約5,300億円と続きます。
よってDeFi内ではいいポジションをとっています。
③DApps(分散型アプリ)を開発・利用することができる
トロンでは、ブロックチェーン上でDApps（分散型アプリ）を開発・利用することができます。
というのも中央集権管理者を必要としないサービスやゲームを提供するアプリケーションなのです。
トロンのアプリストア『DAppStore』では、トロンを基盤にして開発されたDAppsがすでに300種類以上配信されています。
たとえば、韓国最大手サムスン電子のアプリストア「Galaxy Store」が、2020年以降トロンのブロックチェーンを利用したアプリ（dApps）の取り扱いを開始しています。
本サービスの対象地域は米国と欧州。トロン専用のセクションも作られ、サムスンのデバイスを利用するユーザーは、トロン基盤のアプリを直接ダウンロードすることができるようになっているのです。
現時点では「Blockchain Cuties」、「Super Player」、「Meerkat Mining」などのアプリが利用できるようになっています。
よってトロンでは、NFTを含むクリプトゲームの開発も進んでいる。これらからプラットフォームも整い勢いある通貨であることは間違いありません。
世界最大のアプリストアの1つであるGalaxy Storeで、専用のセクションを持つブロックチェーンプロジェクトはトロンが初となります。
トロン財団は2020年10月、サムスンのブロックチェーン開発ツール「Keystore（SDK）」に統合されたことを公式に発表していた。
仮想通貨トロンのロードマップ
トロンは現在も開発が進んでいます。
2017年にはトロン財団がロードマップをしめしています。
現在までどのような発展をしてきたのか、これからどう発展していくのか表にしておきました。
| それぞれの段階の名称 | 期間 | 概要 |
| Exodus （旅立ち） | 2017年8月～ 2018年12月 | P2Pや分散型コンテンツモデルを通してユーザーが自由にデータをアップロードし、蓄積、配布できる仕組みをつくる |
| Odyssey （冒険） | 2019年1月～ 2020年6月 | クリエイターがトロンを利用したいと思える報酬システムを構築する |
| Great Voyage （大航海） | 2020年7月～ 2021年7月 | トロンのシステム管理に関する問題を解決する |
| Apollo （アポロ） | 2021年8月～ 2023年3月 | トロンを利用するクリエイターによる独自トークンを発行できる仕組みの構築、またその実用化のための問題解決を図る |
| Star Trek （スタートレック） | 2023年4月～ 2025年9月 | 分散型システムによる、オンラインゲームのプラットフォームの実用化 |
| Eternity （永遠） | 2025年4月～2027年9月 | ゲーム開発のためのクラウドファンディングを設けるなど、オンラインゲームのプラットフォームをさらに発展させる |
このように2017年から2027年の10年計画で開発が現在も進められています。
今後NFTゲームやメタバース空間に進出する準備も整っていくことでしょう。
よってコンテンツや機能が充実していくことになります。
また現状では、デジタルコンテンツの配信プラットフォームはYouTubeなど中央集権型のものが覇権を握っていますが、トロンの発展次第ではその様相にも変化が訪れるのかもしれません。
その際は、仮想通貨トロンの価格にも好影響を与えることでしょう。
実際に企業との提携も進んでいる？
結論は、大手の企業との提携もかなり進んでいます。
というのもFacebookがMetaと社名を変更したように世界の流れは仮想通貨や仮想現実への流れています。
トロン財団と業務提携を結んでいる企業です。
- Opera：中国の奇虎360傘下であるノルウェーのソフトウェア開発企業
- Samsung：韓国の総合家電・電子部品・電子製品メーカー
- BitTorrent：アメリカサンフランシスコに本拠地を置くソフトウェア開発企業
- Swisscom：スイス・イッティンゲンに本拠地を置く、スイス最大の電気通信事業者
- Obike：シンガポールにあるシェアサイクル事業を手掛ける国際企業
例えばこの内のObikeは、シンガポールにあるシェアサイクル事業を手掛ける国際企業で、世界20か国以上で事業展開をおこなっています。
またObikeは、トロンを基盤とした「Ocoin」というトークンを発行しており、
- Ｏcoinでシェアサイクルの支払いができる
- トロンとOcoinを相互交換できる
といったサービスを行なっています。
このようにトロンはすでに自身のプラットフォーム以外にも、大手企業のサービスを経由して多くのユーザーをかかえており、また今後さらに広がりを見せると、おのずとトロンの価格上昇にもつながっていきます。
よってトロンの価格が低い間にコツコツ買っていくことで大きな恩恵を手に入れられるかもしれません。
仮想通貨トロンの価格変動
2017年にトロン財団が立ち上げられました。
そんなトロン財団が発行•運営している仮想通貨の変動を解説していきます。
最高値は2018年1月につけた39円ですが、仮想通貨バブル崩壊後2021年3月くらいまで１円から3円を推移していました。
それでも約1年半８円をキープしています。
2018年との違いは、仮想通貨が商売に利用されている点は大きく違っています。
再び上がる時は39円を目指す流れになるのではなでしょうか？
価格に影響しそうなこと
ポジティブとネガティブを含めるとそれぞれ2つずつあります。
ポジティブ
- Galaxy Store（ギャラクシー・ストア）」にはトロン専用のセクションが作成されている
- まだ開発途上である
ネガティブ
- 創業者の動向が気になる
- DeFi銘柄のシェア率
ポジティブの方から解説していきます。
①Galaxy Store（ギャラクシー・ストア）」にはトロン専用のセクションが作成されている
仮想通貨として初の出来事となります。
「Galaxy Store」で専用セクションが設けられるのです。
トロンが初であり、今後も取り扱うTron関連のDApps（アプリ）は追加されていく予定です。
サムスン製デバイスのユーザー数は10億にものぼると伝えられているため、「Galaxy Store」でトロン関連DAppsの提供が開始されたことは、価値が広がっていく可能性は高いです。
よってTronのコミュニティはさらに拡大することになると期待されます。
H4 ②まだ開発途上である
現在もロードマップ途上にすぎません。
というのも来年にはStarTrekへのアップデートが控えているからです。分散型オンラインゲームのプラットフォームが実用化されます。
たとえば、コインゲームのようにお金をコインに換えて遊べるように、お金をトロンに換えてゲームができるようになります。
よってトロンが実用化はまだまだ進みます。
続いてネガティブな解説もしておきます。
①創業者の動向が気になる
トロンの創業者であるジャスティン・サン氏は2019年2月に、「正式に起訴されてはいないものの、中国政府の管理下に置かれている」とメディアに報じられています。
というのもトロンを利用して違法な資金調達の疑いがあったからです。
どうして仮想通貨を作ることができたのか？彼の経歴に触れながら解説していきます。
創業者のジャスティン・サン氏は世界的にも優秀な北京大学の出身です。
在学中には、アリババの創業者ジャック・マーから指導を受け、その知見を吸収しました。
その後IT起業家として仕事をこなすようになっていきます。
・大学卒業後、世界第2位の仮想通貨リップルを運営するリップル研究所に入局します。
中国事業所で最初の従業員として雇用され、その4年後には中国代表と相談役に就任しています。
・サンは中国で最大級の音楽ストリーミング・サービスのpeiwoを起業し、CEOに就任しました。
中国のIDC Capital Partnersなどから資金調達に成功し、プロダクトを世に送り出しました。
・2017年 仮想通貨トロンを開発
ここで、サンはブロックチェーン技術と分散技術を合わせた仮想通貨トロンを開発します。
ちょうどこの頃は仮想通貨の黎明期・バブル期だったこともあり、ICOと同時に価格は高騰しました。
今でも100万人以上の保有者がいるこの仮想通貨企業の設立に成功しました。
・アメリカ財界の超大物、ウォーレン・バフェットとのランチ券がオークションに出品されました。どんどん価格は高騰していき、結局サンが5億円でその権利を購入しました。
ここでジャスティン・サン（Justin Sun）の名前が世界に知れ渡るきっかけになりました。
しかし、開催直前に体調不良を理由に延期してしまいます。これに対し、中国当局から圧力がかかったのではという声も多く発せられました。
結局2022年にバフェットとの食事会はディナーとして無事開催されることができました。
・2021年 グレナダの世界貿易機構（WTO）常駐代表に任命
ジャスティン・サンはトロンネットワークのCEOを引退し、グレナダ初の世界貿易機関専任大使に就任しました。トロンの広報担当者によると、「（サンの）目標のひとつとして、（WTOを介して）世界政治の場に技術を持ち込むことで、ブロックチェーンを一般的な存在にしてトロンを主流にすること」だといわれています。
北京大学出身のエリートがカリブ海から狙う世界の姿からは目が離せません。
②DeFi銘柄のシェア率
イーサリアムがダントツで多いので、DeFi名目でトロンを利用する有無を感じられない人が多いのも事実です。
それに加えて時代はイーサリアムキラー銘柄がたくさん出来ていることも挙げられます。
ポルカドットを筆頭に比較的に新しいプラットフォームでは開発者の活動が増えていく中、トロンなど開発者が減少しています。
ただDeFi銘柄の中では3位につけているので今後ロードマップ通りに発展を遂げることが必須になってきます。
仮想通貨トロン（TRX）まとめ
トロンは実際に大手企業とも提携を結ぶなど、どんどん利用が進んでいます。
そんなトロンにとってポジティブなことは2つありました。
①Galaxy Store（ギャラクシー・ストア）」にはトロン専用のセクションが作成されている
②まだ開発途上である
この2つを思うとNFTやメタバースへの準備も進んでいることがわかります。
リアルと仮想空間の境界が消えていく中で、利用できる通貨トロンを準備しておくことでメタバースの空間に乗り遅れることなく参加できるでしょう。
トロンを買うならBITPOINTで買いましょう。
というのも新規アカウント開設で3000円相当の仮想通貨をもらうことができます。
興味がある方は、BITPOINT（ビットポイント）公式サイトにアクセスして下さい。
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