- メタバースを理解することができる
- 現在商品化されているものの紹介
- メタバースの将来性を考えられる
この記事を読めば、あなたもメタバースとは何か、それが私たちの日常生活にどのように影響するかわかります。
仮想現実や拡張現実の技術にどのような潜在的用途が存在するかが分かるでしょう。
さらに、メタバースが予測可能な未来に世界に与え得る影響についても説明していきます。
メタバースの未来を探求する準備はできましたか?
では、はじめましょう。
メタバース入門
メタバースは、世界のどこからでもアクセスできる仮想環境です。
つまり人々が互いに交流し、様々な活動を疑似体験することができるデジタル世界と言えます。
メタバースは多くの仮想環境とデジタル環境からなる相互接続された空間であるため、物理世界と仮想世界の架け橋となり、仮想環境でのコミュニケーションやコラボレーションを可能にします。
たとえば、OpenSea(NFTを売買するマーケット)にあるMetaaniという作品は、きゃりーぱみゅぱみゅ氏とコラボをしました。コラボすることによって仮想空間でのライブを可能にしたのです。
メタバースのコンセプトは、SF作家のニール・スティーブンソン氏が著書『スノウ・クラッシュ』の中で初めて構想したものです。
彼は、人間がシミュレートされた環境で交流し、ビジネスを行う世界について説明しました。メタバースという言葉は、起業家のラリー・ニーヴン氏によって広まり、ウィリアム・ギブスン氏が小説『ニューロマンサー』の中でさらに発展させたものです。
以来、日常用語の一部となり、オンラインゲームやバーチャルリアリティの仮想世界を表現するのに使われています。
具体的にいうとマインクラフトなどの世界もメタバースということができるのです。
現在のメタバースは?
メタバースは、教育、娯楽、商業、コミュニケーション、コラボレーションなど、さまざまな目的で使用されていますよね。
デジタル世界では、バーチャルリアリティやオーグメンテッドリアリティの技術と組み合わせて使われることが多いです。
これらの技術により、人々は仮想世界に没入し、あたかも現実世界にいるかのような活動を体験することができます。
たとえば、Meta(旧Facebook)が扱っているヘッドマウントディスプレイのオキュラスリフトを利用すれば現実世界のようなスカッシュの体験も行えます。
デジタルガジェットを身につけることで仮想空間を娯楽として体験できます。
そのほかにもメタバースを考えると、Fortnightを運営しているEpicGamesなどもメタバースに関わっています。
ここまでの話を整理すると3つの観点で現在のメタバースを考えることができます。
①ガジェットを利用したもの
②NFTを利用したもの
③3DCGを利用したもの
①ガジェットを利用したもの
FacebookはMetaに社名を変更するほどこの領域に力を入れていることがわかります。
というのもビジネスにおける領域が仮想空間に移りつつあるのかと。
たとえば、オキュラスリフトを被ってゲームを行うとことが可能になっています。卓球やリズムゲーム、スカッシュなどたくさんの種類のゲームが取り扱われているという感じ。
よって大手企業がデジタルガジェットを利用して参加している分野と捉えることができます。
②NFTを利用したもの
OpenSeaなど画像の売買を行っています。
イラストレイターやアニメーターにとって評価されやすい場所と言えるでしょう。
具体的にはCoolGirlNFT、CryptoNinja Partners、Neo Tokyo Punks NFTなど国内でも有名な作品がたくさん出てきています。
よってネット内の画像に価値がついて売買されているものです。
③3DCGを利用したもの
FortnightをイメージしてもらったらOKです。
3DCG空間に自ら土地を建てて相手からの攻撃を防いだりします。
つまりゲーム空間で土地をゼロから立ち上げていくようなものです。
というわけでゲームで利用されていることが多いものになります。
バーチャルリアリティとオーグメンテッドリアリティ技術の活用を模索する
メタバースでは、くり返しになりますが、バーチャルリアリティ(VR)、オーグメンテッドリアリティ(AR)技術の普及が進んでいます。
バーチャルリアリティは、コンピュータを使って環境をシミュレートし、ユーザーが実世界に近い形で体験することです。
拡張現実は、現実世界のユーザーの視界に仮想的な要素を重ね合わせる技術になります。
どちらの技術も、ユーザーがさまざまな方法で仮想世界の要素と相互作用することを可能にします。
VRとARの技術は、メタバースにおいて様々な用途で使用されています。
例えば、
- 教育分野では、インタラクティブな学習体験を実現するために利用することができます。
- エンターテイメントでは、没入感のあるゲーム体験を提供するために利用することができます。
- 商業分野では、バーチャルな店舗を作り、ユーザーが没入感のあるオンラインショッピングができるようにします。
最後に、コミュニケーションとコラボレーションの分野では、インタラクティブな要素を持つ共有スペースを作るために使用することができます。
メタバースにおけるVRやAR技術の利用は、私たちが世界を体験し、交流する方法を大きく変える可能性を秘めています。ユーザーにこれまでにない没入感を与え、新しい刺激的な方法で世界と対話することができるようになるでしょう。
メタバースの将来展望
ビジネスの新しい領域と言えるでしょう。
というのもこれによって防げることや儲け方を考えることができるからです。
たとえば、fortnightのようなゲームであればゲーム内課金が行えますよね。また南海トラフの規模を計測して、被害を最小限に抑えることも可能になります。
よって将来的に考えられるメタバースの利用は2つです。
①ゲーム内で理想の自分になれる
②災害による被害を防げるようになる
ゲーム内で理想の自分になれる
ゲーム内でなりたい自分にたれます。
自分たちが他人に見せている姿は取り繕って表現しているものかもしれませんよね。
これによって他人との付き合いに疲弊している人も少なくありません。
たとえば、アバター上の自分であれば言葉や性格もありのまま表現することが可能です。
ボクセルアートであればthe sandboxを利用して自分のアバターを作ることができます。
というわけでゲーム内では理想の自分を作って他人と遊んだり会話することができるようになります。
災害による被害を防げるようになる
AIと3DCG技術を合わせると事前に災害の規模や被害をシュミレーションすることが可能です。
というのも2022年3月11日にnews everyで放送されましたが、AIで津波の被害は想定できます。富士通がAIによる開発したシステムは津波の発生場所を想定して津波の波形によってどこまで浸水するかをスーパーコンピュータ「富岳」で数万通りにわたってシミュレーションしたのです。
具体的には、津波による被害をAIに学習させておくことで、実際に津波が起きたとき沖合で最初に津波をとらえると、その波形をもとにAIがわずか数秒で陸に到達するまでの波形を計算。浸水範囲を高い精度で予測するという仕組になっているのです。
これを実際に3DCG技術を用いて仮想空間内で災害による影響をシュミレーションすることで事前に対策をとることが可能になるでしょう。
よってAI×3DCGによる仮想空間が災害における影響を低くすることを可能にします。
メタバースがもたらす未来への影響【まとめ】
メタバースそのものの捉え方は3つくらいありました。
①ガジェットを利用したもの
②NFTを利用したもの
③3DCGを利用したもの
その中でも②は国内発のプロジェクトも多くあります。中でも12月28日に販売されたLLACは1つの作品が2.2ETH(360,000円)程度します。(12月29日時点)
このように投資家の人たちが多く資金を得るために参加しているマーケットが②だとすると①はすでにメタ社やグーグルなどが参加しています。
③だとゲームのFortNightをつくっているEpic games社が中心になってきているのではないでしょうか?
結論は、メタバースを利用するときにあなたの入りやすい領域から参加すればOKです。
もし②の領域から参加するのであれば口座開設が必要になってきます。
自分の興味ある領域から参加するようにしましょう。メタバースが創る将来はきっときます。
- なりたい自分を表現できる
- 自然災害の影響を測定できる
これ以外にも考えられるメタバースの利用方法はあります。そんなメタバースが当たり前の状態になる前に、少しでも早く触れておくことで新しいことへの抵抗を低くしておくチャンスです。
今日の記事はここまでです。おつかれさまでした‼︎
コメント