「Braveブラウザって、何がWeb3なの?」全く分からないので分かりやすく教えてほしい。
今日はこんな悩みを解決していきます。
- Web3.0のBraveブラウザとは?
- Braveブラウザの始め方
- Braveブラウザを使ってみた結果
Web3.0という言葉が流行っていますね。Web3.0について調べていたところ、Braveブラウザを知った人もいるのではないでしょうか?
いま若い方々がBraveブラウザを選んでいる理由をお伝えします。その理由は、プライバシー保護機能が優れていることと、ユーザーに報酬がもらえる仕組みがあるからです。具体的には、Braveブラウザが広告の表示を抑え、トラッキングを防ぐ機能を持っているので、初めての方にも安心して使っていただけます。
ここまでで「どういうこと?」と思った人は、ぜひ記事を読み進めて欲しいと思います。
この記事では、「Braveブラウザの何がWeb3.0なのか?」といった問いに答えていきます。
そもそもWeb3.0って何?と思った人は下記の記事から読むことをおすすめします。
Web3.0最前線Braveブラウザのすごさとは
Braveブラウザは、ユーザーのプライバシーを大切にしています。インターネットで情報を調べるときに、追跡されることなく安心して使用できるのが特徴です。たとえば、他のブラウザでは、どんなサイトを見ているかや検索履歴が、広告業者に知られることがあります。しかし、Braveブラウザでは、そうした心配がありません。
また、Braveブラウザは、ユーザーに報酬がもらえる仕組みがあります。これは、Braveブラウザ独自の仮想通貨「BAT(Basic Attention Token)」を使ったシステムです。ユーザーがブラウザを使ってウェブサイトを閲覧すると、広告を見ることがあるかもしれませんが、その広告を見ることでBATがもらえるのです。
さらに、Braveブラウザは、速度が速いという利点もあります。広告を表示しないため、ページの読み込みが他のブラウザよりも早く、ストレスなく閲覧できます。これは、誰にとっても大変重要ですよね。
要点
- 広告がブロックされる
- 仮想通貨BATがもらえる
- 読み込みが速い
もう少しBraveの特徴を掘り下げて解説していきます
【Web3.0】Braveブラウザの特徴10選
- 全ての広告がカット
- 通信量が節約できる
- 匿名性が守られる
- Chromeの3倍のページ読み込み速度
- 検索すると仮想通貨がもらえる
- オープンソース
- 独自の検索エンジン「Brave Search」
- 高いカスタマイズ性
- 環境に配慮
- さまざまなプラットフォームに対応
①全ての広告がカット
Braveブラウザは、デフォルトで広告やトラッキングをブロックしてくれる機能を持っています。これにより、ウェブページ上の煩わしい広告をカットし、快適な閲覧体験を提供しています。
これまでのGoogleやSafariのブラウザでは、情報が企業からユーザーへ一方的に『広告』という形で押し付けられていました。
それをBraveブラウザでは、表示の可否を選択することができるようになったのです。
②通信量が節約できる
広告が表示されないため、データ使用量が削減されます。これにより、通信料を節約できるメリットがあります。特にモバイルデータ通信を利用している場合、この機能は助かりますよね。
そもそもブラウザ上で『広告』を表示させるのに企業からGoogleへ広告費を払っていました。つまり広告費はすべてGoogleの収益です。
③匿名性が守られる
Braveブラウザは、ユーザーのプライバシーを重視して設計されており、匿名性が守られます。クッキーやトラッキングピクセルを自動的にブロックし、ユーザーのオンライン活動を追跡する広告業者から身を守ります。
似たような広告が表示されていませんでしたか?一度あたってしまうと上記の機能が働き同じような広告が表示されてしまうのです。
こういったことを避けることが可能になりました。
④Chromeの3倍のページ読み込み速度
Braveブラウザは、広告やトラッキングをブロックすることで、ページ読み込み速度が大幅に向上します。Braveのレポートでは、Chromeに比べて3倍の速度でページを読み込むとされています。これにより、ユーザーはストレスなくウェブを閲覧できます。
あくまで体感ですが早くなってますよ。
⑤検索すると仮想通貨がもらえる
Braveブラウザでは、ユーザーが同意した場合に限り、プライバシーに配慮した広告を表示し、その広告を見ることで仮想通貨「BAT(Basic Attention Token)」がもらえる仕組みがあります。ただし、検索を行うだけでBATがもらえるわけではなく、広告を見た際に報酬が得られるシステムです。
ではBraveはどこからお金をもらうのか?
もちろん企業から貰います。この企業から受け取った収益をBATとしてユーザーに還元しているのです。
bitflyerと連携することで毎月の報酬が送金される。連携するにはbitflyer口座の開設が必須となる。
⑥オープンソース
Braveブラウザはオープンソースで開発されており、誰でもそのソースコードを閲覧、改変、配布することができます。この透明性が、セキュリティ面やプライバシー保護機能の信頼性を高めています。Mozilla Public Licence2.0に基づきリリースされているのです。
⑦独自の検索エンジン「BraveSearch」
Braveブラウザは、独自の検索エンジン「Brave Search」を提供しており、プライバシー保護に重点を置いた検索ができます。検索履歴やIPアドレスを追跡せず、個人を特定できない形で検索結果を表示します。
⑧高いカスタマイズ性
Braveブラウザは、カスタマイズ性が高く、拡張機能を追加することができます。これにより、ユーザーは自分に合った機能を追加し、効率的に作業を進めることができます。
⑨環境に配慮
Braveブラウザは広告を表示しないことで、データ使用量が削減され、エネルギー消費も抑えられるため、地球にやさしいブラウザとも言えます。
⑩さまざまなプラットフォームに対応
Braveブラウザは、Windows、macOS、Linux、Android、iOSなど、さまざまなプラットフォームに対応しています。これにより、ユーザーはどのデバイスでもBraveを利用することができます。
デスクトップ版 | iPhone版 | Android版 | |
広告表示ブロック | ◯ | ◯ | ◯ |
BATをもらえる | ◯ | × | ◯ |
動画オフライン再生 | × | ◯ | × |
現段階でiPhoneではBATが受け取れません
仮想通貨Braveの将来性
bravewalletは公式がこまめに更新してくれており、直近でもVPNサブスクリプションサービスや新たに複数企業との提携など動きを見せています。
①多くの企業と提携している
2021年にBraveウォレットを導入して以来、Web3環境の開発者と協力し、Solana、Ethereum、Ethereum Virtual Machine(EVM)ネットワークで通常利用される様々な分散型アプリケーション(DApps)とBraveウォレットの統合を確実にしてきました。2022年12月には、11の新しいDAppsをパートナーとして迎え入れ、ウォレットの互換パートナーは85に増えたのです。さらに、その他の多数のDAppsやウォレット開発キットもブレイブウォレットで使用できるようになりました。
DappRadar,1inch,SPACE ID等の大きな企業との提携が行われています。
②VPN機能でより安全に利用することができる
Brave Firewall + VPN powered by Guardianにより1つのVPNの月額サービス(月額料金 9.99$)に加入することで5台の端末がVPN接続ができるようになり。より安全にBraveブラウザーを使用することができます。
VPNの主なメリットである匿名性を得ることができます。
③Web3 eスポーツ組織との業務提携
2023年の2月に発表されましたが、XBorgというWeb3のeスポーツ組織との1年間の提携がされました。
これによってWeb3のゲームをBraveブラウザでプレイして多くのゲーマーがBraveウォレットやBATに触れる機会が増えます。
XBorgがTwitchで配信している大会にはGodsUnchainedやIllviumなどの大人気ゲームがあります。
We are proud to announce @brave as our title sponsor for the Xtreme Championship Series and XBorg Esports for 2023 🦁 #XCS23
— XBorg (@xborg_official) February 22, 2023
💰 $2,000 Giveaway 💰
Claim your free Brave NFT to enter:https://t.co/ssRszuQaQa pic.twitter.com/fth77E0yEN
【まとめ】Web3.0を体感Braveブラウザのすごさ
Braveは月間ユーザーは5480万人であり、毎日約2000万人が使用しているブラウザーにまでなりました。ChromeやEdge,Firefoxなどの人気ブラウザーにはなかった機能で人気を博しています。広告排除機能やBATトークンの配布はその大きな一因であり、益々今後も利用者が増えていく傾向にあると思います。
公式サイトで配信される情報で活動的なことも伺えるので、今後のアップデート内容や業務提携を期待しています。
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