- NFTを売れない理由
- NFTを売るのに必要なこと
- NFTの市場規模
NFTアートが全然売れない。すばらしい作品なはずなのに。どうしてだろう?
NFTアートを販売してみましたが、全く売れません。なぜ売れないのでしょうか?どうしたら売れるようになるんだろう?そんな悩みを解決します。
今、NFTアートが売れていないのは当たり前です。
それは、市場の大きさ、認知度の低さ、マーケティング不足が原因かもしれません。また、NFTアートが何であるかを完全に理解していない人がいるからかもしれません。
この記事では、これら3つのポイントについて説明し、NFTアートの販売を成功させるためのヒントを提供します。さらに、NFTアートを売りたいのであれば、どのようなマーケットを狙えばいいのか、そのおすすめポイントも紹介します。
最後に、NFTアートを買いやすくする可能性のあるNFTに関する最近のニュースも紹介します。
NFTアートが売れない3つの理由
売れない理由は、ずばり下記の3つだけです。
- 認知度の低さ
- マーケティング不足
- 販路までの設計が甘い
①認知度の低さ
NFTアートはまだ初期段階であり、”多くの人がそのコンセプトを全く理解していない。”
NFTアートとは何か、なぜ価値があるのかを説明するのは、アーティストの仕事です。
この説明なくして、購入希望者は作品に興味を示さないかもしれません。
つまりどれだけいい作品であったっとしても知ってもらわなければムダですよね。
よってNFTを売る場合にSNSを利用して宣伝をする必要があります。
②マーケティング不足
売れないNFTの共通点の1つです。
マーケティングで意識しなければいけないのは、下記などがあげられます。
- トレンドを把握
- 初期に買ってくれる人の価格
- アピールポイント
- オリジナリティ
自分の作品を売り込むには、NFTコミュニティーに積極的に参加する必要があります。
具体的に申し上げるとソーシャルメディアで他のコレクターと交流したり、オンラインイベントに参加したりする必要があります。ディスコードに入って情報共有しましょう。
さらに、主要な雑誌や新聞、美術関連のニュースを掲載しているブログなどにコンタクトを取る方法もありです。
日本初のNFT美術館である『NFT鳴門美術館』は実際にNFTの普及と発展のために動いていますよ。
③販路までの設計が甘い
不明確なコンセプト多くの人は、NFTの概念に馴染みがないため、未知のものへの恐怖から、あなたのアートを購入することをためらうかもしれません。
NFT購入の敷居は高いわけです。
購入希望者には、あなたの作品がなぜ価値があり、どのようなメリットがあるのかを説明することが重要です。
- どの部分が強みなのか
- NFT作品への思い
- どんな作品を売りたいのか
この辺りは、猫森うむ子さんのLLACがわかりやすいと思います。
NFTアートを売るコツ8選
NFTを売るコツは下記の8こです。
- 人気のNFTを研究する
- ストーリーを語る
- SNSを活用をする
- 価格の設定を抑える
- 購入者への特典を設ける
- コラボ企画に参加
- 投資的価値を語る
- NFTを活用する
①人気のNFTを研究する
重要なことは、人気のNFTコレクションを研究することです。
- 海外であればYugaLabsが運営する『Mutant Ape Yacht Club』
- 国内であれば、『LLAC』、『CNP』
『LLAC』はしゅうへい氏が『CNP』はイケハヤ氏がマーケティングを担当しています。
結果的に売り上げ初期からすばらしい実績を作っています。
②ストーリーを語る
宣伝する上で、クリエイターの想い(ストーリー)を言語化することが大切です。
というのも応援したいと思ってくれる人が集まってくれるからです。
たとえば、『LLAC』というNFTコレクションのクリエイターの猫森うむ子氏は、素体がどういった想いをこめて作ったのか定期的に話されています。
③SNSを活用する
NFTを販売する際、ソーシャルメディアは強力なツールになります。
Twitter、Instagram、Facebookなどのプラットフォームを活用することで、あなたの作品を紹介し、潜在的な顧客にアプローチすることができるからです。
そんなSNSの活用の仕方は2つあります。
- Giveaway企画
- 宣伝枠
Twitterでの活用を実例としてあげていきます。
Giveaway企画
条件を満たすだけで、Giveaway企画に参加することができます。
宣伝枠
次のようにリプ欄を宣伝用で解放してくれている人がいます。
活用しない手はないですよね。認知拡大につながります。
④価格の設定をおさえる
初期設定は低い方がよいです。
というのも長期的に保有してもらう文化を作ることができるからです。
具体的に申し上げると、1体0.001ethで販売すると日本円で220円です。(これに加えてガス代が発生します。)220円のものを買って原資を回収したいからといってすぐに売り抜ける人はいないですよね。
結果的に長期保有の文化をつくることができるのです。
よって初期設定を低くスタートすることは大切です。
イケハヤ氏がVoicyでも話されています。『お祭り相場!「格安ミント」がなぜ強いのか?』
⑤購入者への特典を設ける
NFTアートを売る上で、『購入者への特典をあつくする』のも大切です。
というのもコミュニティの拡大につながるからです。
たとえば、世界で1番人気のある『Bored Ape Yacht Club(BAYC)』では下記のような購入者限定の特典があります。
- コミュニティへの参加
- ホルダーのみのショップでの飲食
- APEcoinの配布
よって購入者への演出をキチッと行うことが大切です。
⑥購入企画に参加
ずばりインフルエンサーや投資家の購入企画に参加しましょう。
というのも認知の拡大にコスパ良くつながります。
具体的に申し上げると、ブロガーであり仮想通貨投資もされているManabu氏も下記のようなツイートをしています。かなりの数のNFTクリエイターの応募がありました。
NFTの市場はまだまだ小さいので今のうちに投資家を味方につけることができれば安定して収益をあげられます。
よって率先して購入してもらえる企画には積極的に参加しましょう。
⑦投資的価値を語る
リターンが出る投資対象であることを伝えることが大切です。
当然ですが、投資してもらうには利益がでることを期待させなければいけません。
NFTを売るには、そういった投資家にささる言葉を発信することも必要です。
- ミント(発売)から40倍です。
- あと1点で売り上げが20ETHです。
実際に、数百円の投資が50万円になっている人もいます。こういったことを発信していくことも大切ですよね。
⑧NFTを活用する
物販の販売にNFTを紐づける方法です。
ウィスキー樽をNFT化して、その管理や取引ができるサービスを業者向けに展開してるところもあります。
UniCask(ユニカクス)のサービスによって樽を所有する喜びをコレクターや愛飲家だけでなく多くの人に届けることができます。
NFTを売るには市場規模の理解も大切
- NFT市場の参加者が少ない
- 日本だとNFTは知られてない
①NFT市場の参加者が少ない
世界的にみてもNFT市場への参加者が少なすぎます。
というのも世界的にみてもNFT取引所として有名な『OpenSea』でも、2023年2月までの利用者数は26万人です。
Transactionsとは実際に取引の数です。つまり1人が数体購入している可能性もあるので、利用者はまだまだすくないはず。
②日本だとNFTは知られていない
では所有者ではなく、認知という意味で検索数はどうでしょうか?
1ヶ月間の間にNFTに関して検索されている数は一番多い国でシンガポールの18,717回になります。
日本は言うと3,440回しか検索されていません。
もう1度言いますが、まだたったの3,000回程度にすぎないのです。
デジタル市場専門の調査会社である『MMD研究所』が出したデータによるとNFT保有経験のある95人を対象にNFTを現在所有している人は3.2%しかいなかったようです。
NFTを国内で売っていくには、認知の拡大、長期保有してもらえるかを考える必要があります。
【まとめ】NFTは売れなくて当然
まだ知られていません。
まだまだ市場規模が小さい日本では、諦める必要がないように思います。
いまNFTを売ろうと考えていたりすることが早期参加者です。
よって自分の作品をしっかり宣伝していくことに注力しましょう。
SNSや大手企業の参入がNFT市場に大きな波を作るので一緒に乗る準備だけでOK。
いま必要なのはNFTを売買する準備だけです。
まだの人は口座開設しておきましょう。
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