今さら聞けない‼︎Move to Earnの仕組みと始め方

Move to Earn (以下M2E) は、ブロックチェーンフィットネスプラットフォームのビジネスモデルの１つです。

歩いて稼ぐをコンセプトに運営されている仕組みである。これは、昨年の2021年後半から2022年前半にかけて大きな注目を集めた新しい現象です。

という声も聞こえてきます。僕自身も危ないと思っておりましたが、M2Eの仕組みが分かると納得できました。

現在ではPCでの仕事が増え座っていることが多くなったので健康な身体を保持するためにも始めてみました。STEPNやAgletなどウォーキングやランニングアプリも行っています。（後述します。）ジムに通ったりフィットネスに対する意識が高めています。

では、M2Eとはどんなものなのか具体例を出して紹介していきます。

Move-to-earn の仕組み

M2Eとは、ブロックチェーン技術により健康を維持しながら稼ぐことができる仕組みです。

というのもスマホに入っている万歩計機能と連動しておりアプリ内の通貨を手に入れることで売買できたりします。

たとえば、歩くだけでゲーム内コインを得ることができます。ゲーム内コインを取引所で換金すればお金を得ることができるのです。

よってM2Eはお金を稼ぎながら健康になることができる可能性があります。

そんなM2Eのプラットフォームは、以下を組み合わせることで目標を達成します。

1. ブロックチェーン技術
2. 代替不可能なトークン
3. Web3.0
4. 暗号資産
5. GPS追跡

①ブロックチェーン技術

ユーザーの活動に報酬を与える上で不可欠な機能です。

というのも取引の記録を消すことができません。

たとえば、ゲーム内コインを利用してアイテムを買ったとします。そのアイテムを以前に所有していた人のアドレスが記録されており、購入者も記録されます。

よって不正が起きてもどの購入者が行ったのか把握できるのです。ブロックチェーンのオープンで永続的な台帳システムは、報酬を提供するために使用される NFT と暗号通貨を促進します。

②代替不可能なトークン

一部の M2E アプリは、ユーザーがアプリを獲得または使用する前に NFT を買うことをすすめてきます。

このような要件は、報酬システムを悪用しようとする不正行為者を抑えるのに役立ちます。

③Web 3.0

ブロックチェーン技術により、資産所有がPCだけでなくスマホでも可能になります。

したがって、Move-to-Earn アプリは Web 3.0 を使用して、ユーザーが NFT を保管し、アプリで使用できるようにします。

④暗号通貨

暗号資産は、Move to Earn のすべてのアプリの中心的な機能です。

というのもNFTを必要としないプロジェクトは、ユーザーに暗号資産やアプリ内のコインで報酬を与えます。

すべてのプロジェクトには報酬システムがあります。

ただし時給などとは違いコイン稼いでも儲かるとは限りません。

たとえば、ゲーム内のコインの持つ価値が1枚１円という可能性もあります。ゲームを10時間やって1000枚しか稼げないのであれば辛いですよね。

よって必ずしも儲かるとは限りません。

それでもビジネスとして成り立っているわけですから、どこかで儲ける仕組みが作られていきます。

⑤GPS 追跡

M2E アプリは、スマホの GPS を使用して、ユーザーが移動しているかどうかを判断します。

たとえば、携帯電話やスマートウォッチの加速度計とジャイロスコープは、リアルタイムの動きと向きを検出するのに役立ちます。

測定値にはわずかな誤差があるかもしれませんが、ほとんど正確です。

Move to Earnのメリット・デメリット

Move to Earnにおけるメリットとデメリットをかんたんな比較ようにまとめてみました。

メリットは4つに対してデメリットは3つあります。

これらはAgletやSTEPNのゲームを行なっている僕自身の体験も交えてまとめました。

メリット	デメリット
体力を促進する 健康状態の改善 カーボン フットプリント 収益と投資	サービスの停止 価格の下落 初期費用 ルールの変更

Move to Earnのメリット

1. 体力を促進する：無数の人々が、朝の散歩に出かけたり、定期的な運動を続けるために特別なモチベーションを必要としています。したがって、追加のインセンティブがあれば、これらの活動を継続する可能性が高くなります。人々が健康を維持してお金を稼ぐことができるため、ウォーキングや運動のメリットを 2 倍にします。
2. 健康状態の改善:人間は足を動かすことで、糖尿病、肥満、心血管疾患のリスクを抑えることができます。もちろん、Move to Earnやブロックチェーンフィットネスは、人々が定期的にそれを行うことを奨励しています。
3. ブロックチェーンの認識:ブロックチェーン技術とその可能性を理解しているのは数百万人だけです。したがって、Move-to-Earn について初めて学ぶ人は、ブロックチェーンと暗号通貨についてもっと学ぶことに興味を持つようになるかもしれません。
4. カーボン フットプリント:炭素排出は、気候変動の主な原因です。Move to Earn フィットネスはどのように役立ちますか? STEPN や SweatCoin などのプロジェクトは、常に歩いたり動いたりすることで報酬を提供します。人々が自転車に乗って通勤することはまずありませんが、M2E アプリは、徒歩で店に行ったり、身体を休めたりすることを奨励しています。
5. 収益と投資: Move to Earn プロジェクトの NFT は実行可能な投資形態です。これらの資産を使用して暗号報酬を生成するだけでなく、NFT の需要もその価値の増加を引き起こします。さらに、一部の M2E アプリでは、NFT を他のユーザーに有料で貸し出すことができます。

貸し出したりするゲームではJobTribesなども有名になってきておりNFTゲームでのマーケットは拡大しています。

Move to Earnのデメリット

1. サービスの停止: サービスの停止が一番痛いです。暗号資産プロジェクトも大きな企業が入ってきており優秀なプロジェクトが増えてきて生き残りがとても難しい業界です。そんな中参加しているMove to Earnが廃止に陥ることがあります。NFTや投資資金が回収できなくなることもあり、慎重に自己責任ですることが望まれます。
2. 初期費用：NFTは基本は暗号資産での購入にあたるのですが参入するタイミングにより莫大な投資費用がかかることがある。StepNは一番低いレアリティのコモン靴で1足6万以上が必要になったりと人気とともにかかる費用も右肩上がりに上昇しました。
3. 価格の下落:Move to EarnプロジェクトにはETH,BNB,SOL等の通貨がよく採用されています。どのプロジェクトにも関係しますが大幅な通貨の下落で投資資金の回収ができなくなることがあります。

Move to Earn プロジェクトの具体例

1. STEPN
2. Genopets
3. CALO
4. トリマ

STEPN

STEPN は、2021 年に立ち上げられた収益化プロジェクトです。何百万人もの人々を健康的なライフスタイルに向かわせながら、暗号資産の報酬を提供することを目指しています。

STEPNは Solana ネットワーク上で実行され、収益を得るために最も重要なプロジェクトの 1 つです。

実際、ブロックチェーンの適合性は、ローンチ後、暗号資産業界で広く普及しました。ライブ データによると、STEPN ユーザーは 1,100 億メートル以上の距離を移動したのです。

さらに、ランナーは約 69 億カロリーを消費しています。

STEPN ユーザーには、持続可能な報酬構造が用意されています。それにもかかわらず、このプロジェクトは突然報酬を与えるわけではありません。代わりに、ユーザーはアプリを使用する前にスニーカー NFT を購入する必要があります。

STEPN には不正行為防止システムがあり、見境のない報酬の獲得を防ぎます。

Genopets（ジェノペット）

Genopetsは、自分自身のデジタル表現 (Genopet と呼ばれる) を所有する、稼げるアプリです。

これは、動き回ったり、他の身体活動に従事したりすることで報酬が得られる、本格的なライフスタイルゲームです。

アクティブな GPS があるかどうかに関係なく、Genopets はアクティビティを追跡します。

次に、それらの活動はエネルギーに変換され、報酬になります。実生活でやるべきことがたくさんあることで、Genopet の成長速度と収入が決まることを忘れないでください。

Genopets には、Habitats とユーザーが作成した NFT の 2 つの形式の NFT があります。

Habitat は、Genopet の仮想の家です。

ハビタットを購入しなくてもジェノペットを繁殖させることはできますが、ハビタットを購入すると、ジェノペットが生成する報酬が向上します。

さらに、パワーアップを作成してジェノペットをアップグレードし、ジェノペットの市場で販売することもできます。

前述のように、ジェノペットは初期投資を必要としません。したがって、ウォーキング、ジョギング、および運動ルーチンに従うことで、暗号を獲得する機会を提供します。

CALO（カロ）

CALO メタバースは、プレイヤーが移動して稼ぐことができる、移動して稼ぐエコシステムです。

フィットネスエクササイズを開始する前に、プレイヤーはスニーカー NFT を所有またはレンタルする必要があります。

CALO には、すべてのアクションが行われるモバイル アプリがあります。

最初のステップは、フィットネスレベルとその特性に基づいてスニーカーを選択することです。その後、GPS をオンにして、アプリがアクティビティを追跡できるようにします。走ってスタミナを消費すると、CALO から報酬トークンが与えられます。

これまでのところ、CALO ユーザーは 200 万キロ以上のレース距離を走っています。さらに、CALO メタバースは 1,250 万を超える報酬トークン (325,000 ドル相当) を支払いました。

トリマ　

トリマ（招待コード【K1KajILqO】）は歩く、走る、移動することで報酬を獲得するM2Eのコンセプトのもと国内で1000万ダウンロードされているアプりである。

歩数だけではなく移動距離に応じてマイルが貯まるので、通勤・通学や旅行等移動が多い方にとってはうってつけですね。実際携帯に入れて動かしているのですが車での移動や電車、自転車等の移動が早くてもマイルが貯まっていくので知らぬ間にマイルが貯まっていることも多いです。

貯まったマイルは現金やamazon、Tポイントに交換することもできたり森林保全活動や国境なき医師団への寄付に貢献できたりします。

生活での移動がお金になって支援できたりするのは素晴らしいですね。

結論

Move to Earnは現在爆発的に人気を集めています。

Web3.0市場であり、健康増進の側面もあることから老若男女幅広い世代への普及が期待できるうえに暗号資産を獲得できるサービスです。

現在進行形で新しいM2Eが毎日のように出てきています。

参加を決めたサービスには1足あたりの金額が増える前に早期に参入することをオススメします。

Move to Earnは今までの暗号資産より理解しやすく参加しやすいサービスとなっています。お金を投資できないという方にはAgletから入ってどのようなものか触れてみてください。

お金を稼いでいきたいという方は暗号資産取引所が必須になってくるので、CoincheckやGMOコインの口座開設をサクっとしておきましょう。