NFTとは?特徴や課題まで分かりやすく解説【初心者の教科書】

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2021年から突如「NFT」というワードを耳にするようになった人も多いのではないでしょうか?

これからNFTに実際に購入してみたいけど、どこで購入すればいいのか?

あるいは今さらNFTがどんなものか聞けないという悩みを抱えている人も居るのではないでしょうか?

今日はそういった悩みを解決できる記事になっています。

記事は4分程度で読み切れるようになっています。

目次

NFTとは

NFTは他に代替されることのないデジタルデータのことです。

というのもこれまでネット上のデータはコピーや共有が簡単に行えました。

デジタルデータのコピーや改ざんが行われるので、価値そのものを証明することが難しかったのです。そこでブロックチェーン技術を利用することで1つのデータに固有のIDをもたせることができるようになりました。

よってデジタルデータの情報を管理することができるようになったのです。

たとえば、ゲーム内で手に入れた道具にもIDが割り振られているので、プレイヤー2人が同じ道具を持っていたとしても、別のものと識別されることになるのです。

NFTの特徴は3つ

覚えておけばいいのは3つだけです。

  1. プログラマビリティ
  2. ムダな手続きが不要に
  3. デジタル上での唯一性

①プログラマビリティ

結論は、NFTの作品にいろいろな機能をプログラムして実装することです。

これまでイラストやミュージックなどクリエイターの人たちは著作権協会(JASPARやJASRAC)で管理されていたので、著作権を預けることになっていました。

つまり、コンサートで誰かの曲をカバーしたときには、ダイレクトに作詞家や歌手に収益がいくわけではなかったのです。

プログラマビリティーを利用することでNFTの作者は商品が売れた後も売買されることで手数料を一部もらえるという仕組みをつくることができるのです。

例えば、NFTクリエイターが商品を売ります。

Aさんが買うことで、NFTクリエイターは収益をあげることができます。

その後AさんがBさんに売った場合も手数料としてNFTクリエイターは受け取ることができるように仕組み化できます。

つまり商品を手放したあとも手数料として収益をあげることができるようになります。

海外や国内などマーケットがあるので不安な人は国内売買してもいいのかもしれません。

仮想通貨の準備も考えると国内取引所はコインチェックがおすすめです。

海外取引所国内取引所
OpenSeaCoincheck
Rariable
SuperRare
NFTのマーケット

②ムダな手続きが不要に

ブロックチェーン技術によってムダな手続きが不要です。

高価な商品を買うのに住所やメールアドレスなど書いたりすることが必要ありません。

メタマスクを利用して購入するのでログインするだけで済みます。

購入もブロックチェーンのスマートコントラクトという機能で契約が自動的に済んでしまうのです。

従来の契約では、第三者を仲介者にしたり、複雑な書類をやりとりする必要がありました。なぜなら、仲介や書類の存在が安心して取引をするための担保だからです。

しかし、NFTは、ブロックチェーンの技術により信頼が担保されます。

スマートコントラクトによって確実に契約が実行され、価値の移転が行えるようになるからです。

そのためNFTを活用が進めば、これまでの複雑な契約が不要になります。

スマートコントラクトとは

自動販売機みたいなものです。お金を入れてジュースを選ぶというルールが実行されると、プログラムが自動で実行される商品を落とします。一定の条件が満たされたら自動的にプログラムを実行するのです。

③デジタル上での唯一性

デジタルデータも、ブロックチェーン技術を利用して所有者としての証明がされるようになります。

たとえば、ブランド品にもシリアルナンバーが割り振られることで唯一性を担保しすることができるのです。

この技術を活かしてカルダノ財団はシューズメーカーのNew Balanceと提携し、「NB Realchain」という真贋判定システムを開発しました。

「NB Realchain」はNew Balanceのシューズが本物であるかどうかを判断するためのシステムです。

シューズを購入した際のタグにコードやチップが埋め込まれており、それを読み込むことでシューズの所有者がブロックチェーンに記録されるという仕組みです。

 ブロックチェーンに記録が残るため、仮に証明書や保証書を偽造しても、それが偽造であることが判別できるのです。このシステムにより、シューズの偽物が作られたり出回ったりすることを防ぐことが可能になります。

NFTの問題点

NFTにも現段階で問題があります。

問題は全部3つです。

①手数料がかかりすぎる ②暗号資産(仮想通貨)価格の影響を受ける ③利用する通貨の違いがある

①手数料がかかりすぎる

NFTを購入するには仮想通貨を利用しなければいけません。

イーサリアム(Ethereum)を利用するのは高すぎます。

NFTの売買においてイーサリアムチェーン(ERC-20)が主流のため仕方がないのが現状です。

1回で7000円から9000円程度の支払いが求められます。

たとえば自分の手に入れたいNFTの価格に加えて手数料がかかるのです。

よって手数料を頭にいれてMetaMaskなどを通して入金しなければいけません。

②暗号資産(仮想通貨)価格の影響を受ける

イーサリアム(ETH)の価値が下落してしまうことでNFTの購入価格を下回ることもあります。

というのもNFTは暗号資産のねだんに連動してしまうからです。

たとえば、購入したいNFTの価格が2ETHだとします。

購入時のETHの価値 1ETH=38万円

購入にかかる金額  76万円

購入後のETHの価値 2ETH=28万円

売却する金額    56万円

結果的に10万円の損失になります。

③利用する通貨の違いがある

NFTを売買するマーケットの違いで利用する通貨が変わってきます。

というのもNFTクリエイターがどのマーケットで売り出すかに委ねれているのが現状です。

例えば、OpenSeaは現在NFTで1番大きなNFTマーケットになっています。ここではイーサリアムが利用されておりガス代が高いので初心者の方は手が出しにくいかもしれませんがいい作品も数多く揃えられています。

代表的な作品にはCryptoPunksやBored ApeやCLONE Xなどがあります。

国内のプラトットフォームでnanakusaは、polygonを利用してNFTの売買を行っています。

このように購入する際にどの通貨が必要なのか見る必要があります。

通貨(規格)の違いがあるために、ゲーム内で得たNFTを別のゲームで利用できる相互運用の良さには疑問がのこります。

NFTの商品は増え続けている

NBA TOP SHOT

NBAの試合中のプレーをNFTにしたものです。

ハイライトの一部がデジタルカードになって販売されています。

購入の仕方は2パターンあります。

  • パックを購入する
  • マーケットで購入したい選手を選ぶ

購入者は、デジタルカードをマーケットで販売・取引を行うことができます。

すでにレブロンジェームズなど有名な選手に関しては高額(800ドル)で取引が行われているのです。

NBA TOP SHOTの売買にはFlowが必要

CryptoKitties

世界で最もブロックチェーンゲームで成功したとして知られています。

ネコを自由に交配して、生まれてきたネコをマーケットプレイスに出して売買を行います。

珍しいネコが高額で取引されます。

CryptoKittiesの売買にはイーサリアムが必要

AxieInfinity

ゲームのNFTになります。

モンスターやアイテムなどを売買することでお金を稼ぐことで有名になりました。

  1. プレイヤーとして対戦に勝つことで稼ぐ
  2. ブリダーとしてキャラを新しく生み出して稼ぐ
  3. コンピューターと対戦して稼ぐ

AxieInfinityの売買にはRoninが必要

国内でのNFTも盛り上がりを見せる

国内でも有名人や大企業が参加し始めています。

  1. せきぐち あいみさん
  2. 関口メンディーさん
  3. 箕輪厚介さん
  4. 家入一真さん
  5. イケハヤさん

この中でも自ら作品を作ってVR領域でも活躍中のせきぐち あいみさんについて紹介します。

せきぐち あいみさん

VRアーティストとして活躍しておりMettaniとのコラボによってCryptoZinjyaを作製しNFT作品を生み出しています。

たとえば世間を賑わせたのは自身のVR作品です。

NFTとして出品することで1300万円もの価格で落札されました。

NewsPicksではgumiの國光さんとNFTに関して話しているものが公開されました。

国内の有名人がNFTの利用を始めている

NFTに国内企業も参加を示している

  1. 任天堂
  2. バンダイナムコ
  3. スクエアエニックス

任天堂は株式総会でNFTの参加を表明しました。

世界で有名なゲームの1つであるマリオ。

任天堂、バンダナナムコやスクエアエニックスなど有名なゲーム会社が入ることで国内での盛り上がりを見せることは間違いありません。

よってNFTは日本が世界で活躍できる領域であることが期待されます。

NFTの購入するために必要こと

必要な手順は3つだけです。

  1. コインチェックで口座開設をする
  2. MetaMaskを作成
  3. 必要な通貨の購入

NFTに関連する銘柄

NFTに関連する銘柄の保有しておくことも1つの手段としてはありです。

NFT関連銘柄は取引所に上場しているだけでも100種類近くあります。

そこで国内で手に入れることができて、時価総額の大きいものを2つ紹介します。

国内取引所で購入できる通貨

  1. SANDBOX
  2. ENJIN

SANDBOX(NFT関連銘柄)

ブロックチェーン上で利用できる通貨です。

The Sandboxは、ゲーム内で土地(LAND)にジオラマやゲームなどを作って遊ぶゲームです。

OpenSeaなどを通して他者と売買することで収益をあげることも可能です。

コインチェックではLANDの売買も可能になってきます。

EnjinCoin

提携先が大手企業であることが特徴です。

  1. Microsoft
  2. Samsung(サムスン)
  3. Unity

IT企業でもトップを走る企業の参加は、EnjinCoinの将来性を考える上でも重要なポイントとなってきます。

これ以外にも世界中で人気のあるMinecraft(マインクラフト)がEnjinCraftとして遊ぶことができます。

すでにEnjinは数々のゲームが開発されていてゲーム資産としてNFTを利用することで収益を上げることが可能です。

NFTまとめ

今回はNFTの特徴や市場の状況について紹介してきました。

NFTは今後もさまざまな企業が参加してくることでしょう。

ゲームで有名な任天堂あたりが参加してくるとまた市場が盛り上がっていくことも期待されます。

そんな時に備えて口座を作って準備をしておけばいいですね。

話題のNFTに触れながら、仮想通貨の運用を行ってみてはいかがでしょうか?

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